第2章 『没頭』 第11話

エンジンを切り、少しの間沈黙が続く。


ヤンキー「何でこんな風になったん?」

テル「俺が聞きたいんやって」

ヤンキー「家どこなん?」

テル「灘」

ヤンキー「そこまでどうやって帰る気?」

テル「とりあえず原チャはどっかにおいといて、連れに迎えに来てもらうわ」



何か普通に会話しているが、先ほどはこいつらに意味も無く暴行されていた訳で…。
しかも相手はこちらの事情を知り、暴行する意味は無かったという事も理解できた訳であり…。


考えれば考えるほどむかついてくる (▼O▼メ)
と思い、マサの方を見てみると本気で切れる寸前!

とりあえずこの場を立ち去らなければ!と思い、


テル「じゃあ俺ら行くわ。マサ行くで〜」

マサ「おう…」




テル「あかん、めっちゃ体が痛い…。全身打撲やでこれ」

マサ「俺なんか金属バットやぞ。しかも背骨に思いっきり入ったしなぁ」



20mほど歩いた所にあるマンションの一階を見るとめちゃめちゃ派手なZXが2台、堂々と置いてあった。


テル「あれはあいつらのZXやろうなぁ。それにしても派手やな…」

マサ「本間に切れそうや」

テル「まぁとりあえず今は素直に帰ろうや。後でなんとでも… ん!?」



見逃さなかった!

奴らのZXの裏に、見覚えのある紫色がチラッと目に入ったのだ。


テル「あれって俺のゼロチャンバーちゃうか!?」

マサ「どれやねん?」



持ち主だからこそ気づいたほんの少しのヒントだった。


テル「あれは間違いないわ」

マサ「嘘やん!って事はパクッたんはあいつらって事か!!!」

テル「あいつらも下手打ったなぁ。もっとしっかり隠せばよかったのに」

マサ「何でそんなに冷静やねん!あかんわ、本間にあいつらしばく!!!」

テル「( ▽メ)\( ̄ ̄*) まあまあ〜」



なんとかマサを押さえ込む。


テル「今は制服やし色んな人に目撃されてるからとりあえず退散せなあかん」

マサ「ぬお〜!!!イライラする…」

テル「とりあえずヤスに迎えに来てもらって俺は帰るから、リベンジはまた今度や」

マサ「一人でも殴りこむで」

テル「あかんって(笑)二度と調子乗れんくらいのリベンジやったるから」



とりあえずヤスに電話して迎えに来てもらおう。


テル「ヤス〜?あのさぁチャンバーパクられたり木刀で殴られたり大変なんよ〜」

ヤス「はぁ?何じゃそれ」

テル「俺も意味不明やねんけどさぁ、パクッた本人がいきなり襲ってきてなぁ」

ヤス「あれ?ゼロチャンバーをパクられたって事やんなぁ!!!」

テル「そういう事」

ヤス「殺す!!!今どこにおんねん!!!!!!!!!」

テル「今は芦屋やで。とりあえずそないに興奮せんと落ち着いて迎えに来てや」

ヤス「まぁとりあえず行くわ!」



マサ「あいつらも終わりやな。想像以上のリベンジが待ってるとは思わんやろ」

テル「まぁ少しの間だけやけど平和な時間を過ごしといてもらおっか( ̄皿 ̄)」



リベンジまであと10時間。

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