第3章 『暴走』 第14話

JUGEMテーマ:車/バイク

ヤス「ん? ってお前ちょっとまて!!! あの人は…」


ヤスの制止はテルの耳には届かず、すでにテルは右手人差し指を下から上に向かって揺らしながら煽りはじめていた。


ヴァンヴァンヴァンヴァヴァ…


テル「おっしゃ来た〜♪ ┏( ̄▼ ̄)┛」

ヤス「あかん、お前絶対に死んだ…」


??「はっは〜!!!お前ら、楽しんでるかぁ〜♪」

テル「めっちゃ楽しいっす!!!」

ヤス「あ、ありがとうございます…」


ん?


テル「あれ?もしかしてやばい人やった…?」

ヤス「やばいも何もお前…キレたら誰も止められへん鬼のコウイチ君やんけ」

テル「うそ〜?めっちゃ小柄で笑顔も優しそうやん♪」

ヤス「それが怖いんじゃ。なんかちょっと前の暴走で変な奴が車で絡んできた時に笑顔のまま運転手を引きずり降ろして単車で轢きまくって…」

テル「えええ!?」

ヤス「さらにその後、笑顔のままプスプス…とか」

テル「あ…あかん人やな (lll゚Д゚)」

ヤス「ここにおる人らは、見た目に騙されたらあかんで(笑)」

テル「まじか…。笑顔のままプスプスとか…」

ヤス「よっぽどの事がなかったら身内には手は出さへんと思うけど、何がスイッチになるか誰も分からんから」

テル「そこそこの距離感を保っとく(笑)」


その時だった。


「グオオオオオオオン!!!」


テル「狩り!?」

ヤス「いや、あのグロリアはさっきのコウイチくんと仲がいいサトル君や」

テル「え?車も参加するん???」

ヤス「結構多いで〜。しれ〜っとパッツンの邪魔したりするしなぁ」

テル「あ、信号ちゃんと停まってる(笑)」

ヤス「いざって言う時以外はグレーゾーンで参加しとかな単車に比べて逃げにくいからな」

テル「あ、そういう所はちゃんとしてるんや」

ヤス「今だけな(笑)ほら、もう角に赤色隠して待ち伏せしてるやつらおるやろ?」

テル「ほんまや…。早速のご登場ですか」

ヤス「さぁこっからがはじまりや ( ̄ー+ ̄)」


43号線を完全に占領している大軍団は、交差点の影に隠れているパトカーを横目に何事も無かったかのようにゆっくりと通り過ぎる。

車内を見てみると、何やら無線で他の待伏せ班と連絡を取り合っているようにも見える。
さらに後部座席にまで警官が乗っているのだろうか、いつも見かけるパトカーとは様子が違っている。

そして全数がパトカーの横を通り過ぎたと同時に、ゆっくりと赤色燈を回転させながらパトカー(P)が2台背面にピッタリと張り付いた。


P「危ないから止まりなさい」


いつもの拡声器による声掛けだが、じゃあ止まるよ…なんて奴は誰一人としているはずもなく、完全に無視である。


P「おい!お前らええかげんにせ〜よコラ!!!」


テル「うわ、なんか急に興奮しはじめたで(笑)」

ヤス「おお、いつもの事や。そろそろ間にぶっこんでくると思うから、後ろ下がってケツ持ち準備しよか」

テル「ようやく原チャ部隊の出番って事やな♪」

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